ユーザー急増!音声SNS「Clubhouse」

   

TVや新聞などのメディアでも大きな話題となっている音声SNS「Clubhouse」。

ここ最近、国内でも一気にユーザが増えており、 IT系を中心とした
「新しもの好き」の人たちが大いに盛り上がっています。

参考記事: https://japan.cnet.com/article/35165882/


もともとは、シリコンバレーで人気だったものが日本に上陸したのですが、

・まだiOS(iPhone)版しかなくAndroidスマホの人は利用できない
・英語版アプリのみ
・完全招待制(1人2名まで)
・基本的には顔出し&実名制が前提

など、様々なハードルがあります。


では、なぜこんなに話題になっているのかというと、 専門家からは、
「Clubhouse」が提供する機能が、 三密を回避しなければならない
コロナ禍の状況下において、 対面で会話をするのに近い「密」な感覚を
与えてくれる点が画期的だったからではないか、 などの意見が出ています。


以下、ポイントをまとめました。

【1】自分がフォローしている人の音声チャットを気軽に聞くことができる

 フォローした人が音声チャットを開始すると、それが通知されて参加することが
 できる仕組みがあり、 そのため「音声版ツイッター」とも呼ばれています。

 仕事をしながらラジオを聴く感覚で、リモートワークしながら「Clubhouse」を
 使用するユーザーも多いようです。
 また、発信側からすると動画やブログより気軽に発信できるメリットも
 あります。

 さらに、音声はリアルタイムでのみ発信されるので、 過去の履歴が残らず
 「炎上リスクが少ない」という利点もあるようです。


【2】スピーカーと聴衆が自由自在に入れ替わることができる

 YouTubeのような動画サービスは、「スピーカー」としての配信者と、
 聞くだけ、見るだけの「聴衆」の立場が明確に切り分けられているのが通常で、
 視聴者ができることと言えば、コメントやリアクションボタン程度です。

  しかし、「Clubhouse」では、 開催されている音声チャットルームに「聴衆」
 として入ってみると、 スピーカーとして話している人に声をかけられて、
 自分も急遽「スピーカー」になることがあります。

 ちょうど、講演会などで、壇上のスピーカーが聴衆の1人を指名して
 「ちょっと、あなた壇上に上がって話して下さいよ」と言われるような感覚です。


この点が、「Clubhouse」の最も大きな特徴といえ、 よりリアルな世界に
おける「座談会」や「雑談」のような雰囲気を醸し出すことに成功しています。

現在、日々繰り広げられているチャットルームは、 ごくごく私的なゆるい
ノリものから、業界勉強会、経営者意見交換会などビジネスよりのもの、
マニアックな趣味がテーマのものや、有名人が参加しているものまで、
さまざまなテーマ・規模のものがあります。

もしかすると、TVで見かけるあの人から、 急に話しかけられる、
なんてこともあるかもしれません。


不動産業界でいうと「タワーマンション購入者に聞いてみたいこと」とか、
「住宅ローンどうしてる?」「地方移住してみた人座談会」などなど、
購入経験者に検討者が質問したりする図式のものが立ち上がったりしています。

不動産関連は、一般ユーザーにとっては専門的な知識が必要なため、
とっつきにくいイメージがありますが、そこを逆手に取って、
「はじめての住宅購入者向けセミナー」みたいなものを開催してみるのも
効果的かもしれません。


今後、「Clubhouse」がどのような展開を見せるのかわかりませんが、
このコロナ禍で偶発的コミュニケーションがとれない中で、
「気軽に偶発的に雑談できる」場が、ユーザーに価値を与えているようです。

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